二胡絹弦の販売 - 弦堂
現在注文しても入荷がなく、ほぼ製造を中止しています。もし人工皮の二胡が必要な場合は二胡蛇皮の張替の頁にあります「二胡蛇皮張替 人工皮」のものをご利用下さい。これは二胡の本体を別途購入する必要があります。
皮が化学製造の二胡です。野生の蛇など捕獲しますと環境に良くないとか、蛇は気持ち悪いという人もいるので、人工のものが開発されています。音は、意外と問題ないです。(映像参照)沈陽の繊維工場が作ったもので、金賞の評価を受けた物であることを証明するメダルが弦軸あたりに埋め込んであります。
全く普通の二胡として使えるので、特に練習用にはいいと思います。(しかしこれは国際的に活躍しているプロも使っています。)
この二胡を作っている人についてですが、台湾出身の方で北京で二胡演奏家として活躍されている方です。二胡の製作は副業か趣味の範囲ということになります。しかし中国では趣味で二胡を販売することはできず、必ずライセンスが必要です。一方台湾は趣味が高じてどこかに弟子入りし、個人で副業として製作するようになる場合は割とあります。この製作者は台湾人なので、他の台湾人制作家と同じスタイルでやっているのだと思いますが、これを北京に来てやるとなると法的に問題があるので販売できませんから、申請を通していないといけません。そういう意味では、専門のライセンスがあるということでプロであるということになります。それでも本人はプロの職人としての自覚に乏しいという、そういうあいまいな立場です。ご本人は職人ではなく、芸術家だと思っていると思います。
化学製造の蛇皮を使った二胡は中国の大きな楽器工場でも作っており比較的容易に入手できますが、完成度においてここまで拘ったものはなかなかないので、幾つかある中からこれを選択しました。製作者は、本業の合間にこれを作りますので、完成までお待たせすることがあります。
この二胡の特典は、いろいろな国や地方に行くときに悩まされる二胡のコンディションの変化の問題に対処していることです。また、税関の問題もありません。花窓のところにはねじがついていて、皮の張力を変化させて音質を調整できます。それで、湿度や気候の問題による楽器の不調に悩まされることがなくなります。(本皮の場合は、新しい地方に行った時に安定するまで数日を要する場合があります。)棹には、音程が変えられるような移動千斤が付いています。一番上は二泉胡です。普通の二胡、高胡などにも変化するので、幾つも二胡を持ち運ぶ必要がありません。
人工皮二胡の映像



