彭氏二胡駒の録音比較

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彭曙光二胡駒 六種  彭氏の各二胡駒を中国の様々な二胡に使った時の音を比較いたします。参考に聴いてみて下さい。

馬乾元 o o o o o o
胡涵柔 o o o o o o
呂建華 o o o o o o
方明礼 o o o o o o
宋廣寧 o o o o o o
蛇皮が悪い二胡 o o o o o o
古楽器六角 o o o o o o
古楽器八角 o o o o o o

弦堂からのコメント:

 最初の4把は新琴ですが、いずれも駒の脂分が音に反映しているようです。"ろ" "ほ"の音が割と濃厚な感じがあります。
 一方、宋師の二胡と蛇皮の質が悪い二胡として例に挙げている2把はどちらも新琴とは逆に乾いた材の駒が濃い音が出ます。
 古楽器と絹弦の方は、見た目そのままの音、という印象です。八角は僅かに良くないので、修理後また考えます。この二胡は琴托が付いているのでプロ演奏用の設計ですが、音がすごく小さいので演奏会などの用途で使えるのか疑問です。いわゆる失敗作だった可能性がありますが、それにしても上品な音が鳴り、私は個人的には好みです。
 六角の方は録音をお聞きいただいてはっきりわかりますように、全く良くありません。彭氏の駒と相性が悪い上、白毛の弓は使えません。こういう悪い例もありうるということで聞いて見て下さい。この二胡には最終的には村山工房のチビ駒と張鋭特製弓の組み合わせが良かったです。この二胡も舞台用で戯劇に使いますが、そういう環境で鳴る設計になっているので、自宅で鳴らす分にはあまり良くないかもしれません。

 この駒は現代の二胡に合うように作っているので、規格が統一された現代二胡であれば、どれでも合いますが、それでもいろんな年式や個性があるので、複数の材を使って対応しているようです。古楽器は元々その二胡に合った駒を自分で調整しますし、そうしなければならない理由はいろんなタイプの二胡があってバラバラだったからですが、そういう理由からこのシリーズの駒は何となく合わない感じがありました。