二胡用琴弓

二胡絹弦の販売 - 弦堂


弦堂(絹弦) > 二胡琴弓(qin-gong)


弓は2把購入いただいた場合は1500円引、3把以上は,把数x1000円引になります。送料の関係です。

二胡弓の選択については
  弦堂で使っている二胡弓の品質や規格、グレードについていろいろ・・を参照下さい。

陳宝田(chen-bao-tian)二胡琴弓 風眼竹(feng-yan-zhu)


陳氏風眼竹二胡弓 手持ち部
         ¥ 9,000

 風眼竹に陳宝田の専業馬尾を使いました二胡弓です。手持ちのところに付いている革は人工のプリント柄のものです。

 この二胡弓の特徴としてはまず竹が太いです。そのため濃厚で深い音が出ます。太くなるとしなやかさが失われますので、節の多い竹を使ってしなやかさを加えつつバランスを考慮して作られています。もう1つの特徴は非常に馬尾の量が多いことです。適当ではありますが数えますと400根以上ありました。そのため竹の先端に穴を空ける工法だと毛を通せないので、溝を掘って毛を通し、その上から塞いであります。重さも結構あり、全体的に重量級という感じのものです。
陳氏風眼竹二胡弓 先端部
陳氏風眼竹二胡弓 全体




王小迪(wang-xiao-di)二胡琴弓 紅竹(hong_zhu)


王小迪二胡琴弓紅竹
   ¥ 7,000

 王小迪の一般に出回っている紅竹二胡弓です。

 プロの多くが使っている弓がなぜかこれです。有名楽団などでもこれが使われています。 二胡弓を作る王小迪 一定以上のレベルに達すると拘りがなくなるのか、とりあえずこれでいいかという感じになるように見えますが、どうなんでしょうね。確かに、一生これを使っていってもいいぐらいの感じは得られる品質ではありますので、特別なものを求めないのであれば、この二胡弓を使っていれば問題ない感じはあります。これを基準に他の弓を評価する原器に使うことも可能と思えるようなバランスの取れた弓です。
 王弓としては下のグレードの弓で、王小迪自身が作っていません。外注先は明らかにできないようですが、おそらく北京民族楽器廠で、王女史はここの弓職人なので王弓すべてはこの楽器廠の作という言い方もできないことはないという位置づけになります。(王女史は今でもこの会社の宿舎に住んでいます)すでに半世紀以上前からブランドだった旧国営工場の由緒正しき伝統を継承した二胡弓です。




王小迪(wang-xiao-di)二胡琴弓 湘妃竹(xiang-fei-zhu)


王弓 湘妃竹二胡弓 黒檀
   ¥ 10,000

 王小迪湘妃竹二胡弓で、配件に黒檀を使っているもの(右の写真)、黒檀赤文字、蛇木(下の写真)と3種あります。カートでご注文の場合に、いずれかご指定いただくか、空欄であればお任せということでいずれかを発送いたします。王氏二胡弓の最高グレードのものです。

 湘妃竹は柔らかくしなるので、運弓が暴れて扱いにくいと感じられる方が多く、時々苦情があります。これは理解できます。しかし稀に「硬過ぎる」と言われる方もおられます。もちろん「今までどんな弓を使っておられたのですか」と聞くわけですが大抵よくわからず、おそらくかなり安価な二胡弓の場合、非常に柔らかいのだと思います。そういうことでご自身の基準が一般的にどうなのか?よくわからない方は6,000円の紅竹か、5,500円の紫竹牌を使ってみてください。この2種はすでに十分に高級なものでありまして、中国では多くの顧客が「価格が高すぎる」と言って購入を避ける程です。そうであれば、湘妃竹や梅鹿竹のものは何なのか?と思われると思いますが、中国で売っているところはほとんどありません。外観が美しいので女性奏者がテレビ出演で使ったりするような類いの特注的なものです。それで「高いから優れたものだろう」と安易にランク付けせず、まずは「不要」という前提でご覧下さい。演奏基準での"質"の観点からは買わなくても良い物です。
 ただ湘妃竹の独特のしなりは、他では得られないものなので、純粋に演奏上の要求から必要とされる場合もあります。テクニックがあれば暴れるどころか、自由が得られます。これに馴れると紅竹は使えないとなり、さらに上へ行くと、何でもOK、とこうなっていくようです。

 "王小迪"という牌子(pai-zi)、或いは、人物名については中国では津々浦々にまで知られています。知らない人を見つけるのが難しい程です。田舎の人ほど知っているという特徴があります。全く音楽に興味がない人でも知っています。
 中国には「老子号」(lao-zi-hao)というものがあります。これは100年以上看板を保っている牌子(ブランド)に対して中国政府が与える特別な称号です。看板に老子号と記す特別な許可が与えられます。今は(2011年)なので、すべての老子号は清代以前より営業していることになります。木製で歴史を演出した趣のある看板を掲げることが多いです。とりわけ北京の老子号は中国人の憧れであり、前門あたりに集中している本店や総店は観光スポットになっています。全衆徳(北京ダック)、六必居(漬物)、東来順(しゃぶしゃぶ)、内聯昇(履物)、瑞蚨祥(絹)、王麻子(刃物)、同仁堂(薬)、吴裕泰(茶)などなどです。これらは京都(北京)の伝統的牌子、かつて宮廷御用達だったものとして華やかな印象と共に愛されています。
 王小迪は老子号ではありません。しかし中国最高の牌子の1つとして知られています。そして京都の牌子として・・。最近、下の写真のように印鑑のような意匠が出てきましたが、そんな中国人の文化を愛する思いが詰まった品として観賞してみてください。
王弓 湘妃竹二胡弓 赤文字 蛇木




王小迪(wang-xiao-di)二胡琴弓 梅鹿竹(mei-lu-zhu)


   ¥ 10,100

 まだ日本に送っていませんので予約となります。お急ぎの方は予約もお断りしています。
 新規に出てきた二胡弓ということで予約が多く、遅くても2月半ばの帰国時に持ち帰りますが(その前に送る予定です)その時にはまた欠品している可能性があるので、可能な場合は予約しておいて下さい。予約分は王小迪に言ってあるのでこれは最低限確保できる筈です。2月ギリギリのご注文は欠品していることもあります。

王弓 梅鹿竹二胡弓 手持ち部

王弓 梅鹿竹二胡弓 先端部  新しく採用された台湾産の竹を使いました二胡弓です。
 配件は上記の3種(黒水牛角、白水牛角、蛇木)となります。

 従来から使っていた福建の湘妃竹と外観は似ていますが産地が違うため違った個性のものに仕上がっています。梅鹿竹の方がより派手な模様が出ており、幹が逞しい感じがあります。陳氏の二胡弓ほどではないものの、竹は割と太めです。湘妃竹は非常に繊細な幹で、模様も清楚です。音そのものだけでなく拉きやすさ、感触まで異なる部分が多くあります。王小迪二胡弓は、これまでこのような太い材を二胡弓に採用することがなかったので、新しい方向性と見ることもできます。梅鹿竹の方が雑音が出にくく、弓の運行が安定的ですが、湘妃竹の方が表現力に勝ります。湘妃竹が暴れて使いにくいと思われる場合でも梅鹿竹は問題がないと思います。
王弓 梅鹿竹二胡弓 全体




紫竹二胡琴弓


二胡紫竹琴弓
    ¥ 6,500


 蘇州で製作しておりますノーブランドの湘妃竹二胡弓です。魚の柄が入っている特徴があります。裏は左の写真のような丸ですが、両方に丸が入ったものは1把のみあります。他はすべて片面に魚のマークがあります。ご指定がない場合は魚柄の方を発送いたします。

二胡紫竹琴弓 魚の柄  湘妃竹は高いので、そこを何とか普及価格帯に近づける努力をした二胡弓でありまして、品質も良いことからしばらく扱ってみることにしたものです。高級品のような飛び抜けたパフォーマンスはありませんが、特別なものを期待しなければ十分品質に満足できると思います。一般に使用されている二胡弓よりはだいぶん高価ですが、かといって高いというわけでもない中程の、今までより1,2ランク上げて見ようという狙いで購入される二胡弓という感がありますが、見た感じのデザインにも拘っていて価格以上の高級感が味わえます。袋も外観に拘っていて、価格は抑えつつも高級二胡弓の仲間入りをしようかという感じのものと考えていただいて良いと思います。(袋は下の3種は減ってきて最近は黒になりましたが、質は変わらないのでいろんな柄を使っているのだと思います。)

紫竹二胡琴弓 カバー

特殊な配合の毛を使った弓、中胡弓など