ご質問(二胡の扱いについて)1a

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弓はどのように手入れをすればいいでしょうか?


爆竹 まず、買ってきて新品の状態の場合は、シャンプーするのがいいと思います。
ある程度はすでに洗ってありますが、意外と汚れているももので、綺麗にしますと音がクリアになります。
新弓は2度洗います。
理由は、たぶんすぐにわかります。
1回目の洗浄では、温水で洗いますと動物園のような匂いが立ちこめるからです。
もう1度洗って、自然乾燥させます。
乾いたと思ってからさらに、もう1日置きます。
水分が残っていると松脂を付けたときに固まって雑音の原因になります。
ドライヤーを使いますと、縮れ毛になります。
それでも使用には問題なさそうなので、急ぐ場合はこのようにしてもいいと思います。

弓はしばらく使いますと傷んできますが、再度洗いますとシャンプーの成分で毛が回復するのか、かなり効果が有るときがあります。
完全に綺麗にする方法は、まず、オリーブオイルで、脂を落とします。
その後、シャンプーで流すのですが、リンスとか余分な成分が入っているのはよくありません。
他の方法として、洗濯石鹸で洗うのは綺麗に松脂は落ちませんが雑音はなくなりますので、乾燥後また松脂を上塗りして使用することも可能です。
テッシュペーパーで拭くだけでもいい場合もあります。

松脂は、多すぎるのはよくありません。
弓の松脂が固まって異音を発する場合があります。
使用量は、最大限付けた時で100とすると、感覚的には、5~15ぐらいが適切だと思われます。
これぐらいの量ですと、松脂で白くなりません。
20ぐらいで放置すると、翌日雑音を発生することがあります。
再度、塗り直す目安は、毛が滑ってきた時です。
極力、薄く塗ります。

新しい弓の場合は、松脂が載りにくいです。
もし上記の方法で洗っておられたのでしたら、松脂はすごく載りやすいです。
汚れとか動物の脂が落ちているからと思います。
まず、全体に薄く松脂を付けます。
その後、毛を外して、バサバサと振るって細かいカスを落とすような感じにした後、再度付け直し、また松脂を塗ります。
これを5回ほど繰り返します。
これが新しい弓の松脂の付け方です。
以降は、表面に薄く塗るだけで大丈夫です。

弓を数支持っている場合はどうしたらいいでしょうか?
弓は1つ同じ物を使い続けているとコンディションに波が出てきます。
音が良い日と悪い日があるのです。
酷使すると疲れてくるのか、休ませて別の弓を使って後日再度戻すと良いということが多いです。
疲れるというのも奇妙な話ですが、そうとしか表現できない変化が多々あるのです。
「弓は疲労する」という前提でローテーションし、松脂は付けてから1日置いた方が音が良いので、これも効果的にやっていきますが、3本もあれば、計画性を考えなくても簡単にできます。
同じブランドの弓を使っていると弓自体のクセが同じなので、自分の欠点がわからなくなってきます。
たまに別のものに変えると、フォームが狂ってきているらしいとか、自主的にわかります。
この修正を怠ると、完璧に決まった規格の弓しか扱えなくなります。
様々な弓を使うことによって表現の幅を得る、という方向性がなくなります。
今までにない本当に良い弓に遭遇しても価値がわからないなどの弊害も伴います。
それと、あらゆる物質は使うと消耗しますが、使わないのも消耗します。
それで、保管しておかず、ほどほどに使用するのが一番良いです。
保管する場合は、洗ってからの方がいいと思います。