ご質問(二胡の扱いについて)2

二胡絹弦の販売 - 弦堂


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千斤の巻き方を教えて下さい。

まず何の糸を使うかですが、絹弦の場合は情報に乏しい面があり、一般的にはどうしたらいいと言われているのかわかりません。
スチールの場合は混紡が良いとされ、絹や綿は良くないと言われていたり、100%綿でないといけないとか、絹が最良だと考える演奏家もいます。
二胡専門店には、専用の糸も売っているようですから、そういうものを利用してもいいと思いますが、専用と称するものは、ナイロンであったりしますから注意が必要です。
結局、素材としては何がいいのかよくわからず、個人の好みというしかありません。

中国では、裁縫店で買ってきたミシンに取り付ける円錐型の高さ15cmぐらいの糸巻きが店頭に置いてあって、無料で巻き直してくれます。
混紡ですから、特殊な糸ではありません。
特にそこの店で買った二胡でなくても、気軽に替えてくれる場合が多いです。

ここでは、絹弦は、千斤にも使えますか? でお勧めしている絹弦の古くなったもので、巻き直す方法を写真でご説明しています。
ここでは、弦に対して2回しか巻いていませんが、絹を使われる場合は、これぐらいがいいようです。
3回巻いても結構です。
混紡の場合は、6~7回巻くことになっています。
千斤の巻き方1 千斤の巻き方2 千斤の巻き方3 千斤の巻き方4 千斤の巻き方5 千斤の巻き方6 千斤の巻き方7 千斤の巻き方8 千斤の巻き方9
古い千斤を残した状態で巻くのが、ポイントです。
そのため若干、弦をゆるめて巻き始めるのですが、こうすることによって高さを保ちやすくなります。
棹から弦までの高さは重要です。
0.1mm間隔でも、少しずつ音が変化します。
琴馬の高さもそれぞれですから、あまり神経質になるのは意味がありませんが、よく使う琴馬で調整しておきます。

最初に、輪を作ってから、それを棹に固定するように、巻いていきます。
棹に2回巻いた後、弦に1回廻します。
その後は、棹に1回、弦に1回と繰り返してゆき、最後は棹に2回巻きます。
最初に作った輪に糸を通して、両側から引きますと、固定できます。
それから、古い千斤を捨て、新しい千斤を定位置に移動します。
写真では、残った端の糸が見えていますが、これを綺麗に落として処理したら完成です。