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iPhoneアプリ ~ カメラ編
カメラは、二胡の演奏会などで撮影に使うなど意外と必需品かもしれません。
普通、携帯のカメラは質が悪いので専用機を使うのが一般的ですが、iPhoneのカメラは実用に耐えるのでこれで満足できるならデジカメを買わなくてもいい方向で検討できます。
すでに最初から「カメラ」というアプリが入っていますので、これでまず撮影してみました。
右の写真ですが、薄暗い環境だったにも関わらず、割と綺麗に撮れています。
1200x1600ピクセルで撮影可能なので、大抵のニーズに適っていると思います。
映像には個人によって好みがありますから、こういう個性が嫌いだと言う方もおられるかもしれません。
私はアナログではライカを使っているのでデジタルは気に入らず、それでも避けられないので、AGFA DC-833sというドイツ製のデジカメを使っています。
こういう傾向の人だとiPhoneカメラは合うと思います。
しかし残念ながら3GSは、シャープな方向に振っているということなので、デジタル臭がするかもしれません。
似たような方向性として、デジタルを捨ててLomoに移った方々もいらっしゃると思いますが、iPhoneカメラにはアナログに戻ろうという気にさせる何かがあるのか、Lomo関係者?、愛好家からアプリが幾つか出ています。
まずこれから検証し、その後、いろいろなアプリを試したいと思います。
いずれにしても、ノスタルジーを追究するものばかりで、デジタルの高性能を全面に出したものは見つかりません。
悪いものはあまりありませんが、有料のものが多いということで、丁寧に検証したいと思います。
力作ぞろいなので、どれをダウンロードするか迷われると思います。
どのアプリも、iPhoneオリジナルのカメラの映像との比較でフィルターを採用するか決められますし、後から写真をアプリに取り込んで編集できるので、まずオリジナルカメラで撮っておいて後で調整する方法もあります。
LomoStyle
フィルターは幾つか入っていますが、メインは「Helga」というフィルターです。
サンプル写真のような画になり、周辺光量がうまく落ちています。
他には、モノクロ、赤、緑などのフィルターなので、クラシックカメラの雰囲気を味わうにはやはりHelgaを使うことになると思います。
絵画のような色を載せていったような独特の発色が美しく、色彩のエッジが明確でありながら階調の移り変わりも繊細で芸術的な感じがあります。
特に光が差してくる感じが幻想的で、フランス製のオールドレンズに見られるような表現が可能ですが、弄くりすぎてチープ感が出てしまうようなこともなく、練り上げられた作画に魅了されます。
写真をこのように自分で加工するのはたいへんですが、全部調整してくれるので、ありがたいものです。
右の青っぽい画像は「ブルーカラースプラッシュ」フィルターで、青のフィルターを意図的に被せるようなものです。
下の画像は、「Helga」を適用しており、別の方向に向かって撮影したものです。
比較してみますと、白と黄色い部分は青に変わりますが、赤は深みを増し、強い光は変色しません。
このような特徴から(わざわざ分析するのも滑稽ですが)昼間の屋外ではあまり良い感じに仕上がりません。
暗い屋内でブルーフィルターを適用すると、お化け屋敷のような雰囲気が出てきておもしろいと思います。
LOMO Camera
このアプリは、上のLomoStyleとほとんど使い方が同じで、Lomoのフィルターを内蔵している点でも同じですが、作画の個性が違います。
こちらは、Lomo LC-Aを参考に作られています。
それ以外は、赤や緑のフィルターもあります。
周辺光量落ちと黄色がかった雰囲気も同じですが幾分、画が明確な印象があります。
今気がついたのですが、このLomo関連のアプリで女性を近くから撮らない方がいいと思います。
人を綺麗に撮る場合は普通、マゼンダを強めにするのですが、こんなに黄色になるようでは後で怒られることになりかねません。
風景的に一歩距離を置いた作画なら問題ないと思います。
そのあたりの "分別" すら要求されてきそうなそんなアプリです。
lo-mob
このアプリは多くのフィルターが入っていますので別ページにて検証します。
優れたフィルターがたくさん入っていますので、幾つか撮ってみてみたいと思います。
Polomoid
撮影したらすぐに明るさを調整するゲージが出るところに特徴があるアプリです。
昼間の屋外で撮影する場合は、このような機能は要らないのですが、夜間や屋内での撮影には便利がいいかもしれません。
このアプリにも、ロモ用のフィルターが付いています。
クラシックカメラ用のフィルターもありますから、他のアプリでできることは、このアプリでも可能です。
しかし、画像の魅力という点では、他のアプリの方が勝っているように思えます。
レトロフォトは、色をベチャッと被せたような感じに仕上がり、安易に製作した印象が拭えません。
グラフィックエンジンは、あまり良い仕上がりとは言えず、できればこのアプリで実現している機能は、他のアプリで賄う方が無難です。
CameraBug
これも多数のフィルターが内蔵されているアプリです。
それでも、一番練り上げられていると感じるのは、またかと思われるかもしれませんが、「Helga」というロモ系フィルターです。
左のフィルターを掛けていない画像にHelgaを適用すると、右のような感じになり、幅が縮小されるので注意が必要です。
暗いところと明るいところのコントラストが強調されるので、トーンの細やかさは失うものの、幻想的な映像が得られます。
幅の縮小については、オリジナルに従ったもので、Helgaが6x6なので、スクエアに変更する仕様です。
他のフィルターを使うなら別の画角になり、横長のものもありますから、どのフィルターで作画するのか、撮影前にイメージしておく必要があります。
左の作画は、ポラロイド風に変えたもので、右は魚眼フィルターを適用したものです。
魚眼フィルターは、魚眼的な雰囲気を作り出すだけのもので、実際に広角を撮影できるわけではないので、そこは注意が必要です。
実際の画像は、標準で撮影できる画角よりも狭くなります。
このような効果を活かせる素材をアップで撮っておき、このように加工する使い方になると思います。
Photo Effect
全部で8種のフィルターがあります。
左上のオリジナルは、フィルター適用なしとなります。
フィルターの全体的な傾向としては、粒子を目立たせる方向のような感じがあります。
70年代風という感じです。
これが好みに合えば使えると思います。
アプリのリンクに飛んでいただきますと、作者のサンプルが幾つかあるので、それを見れば、傾向が掴めると思います。
「Toy Camera」というフィルターは、これもロモを意識したものです。
黄色っぽくなります。
その他のフィルターも基本的に色彩を調整することによって実現しているような雰囲気があります。
私は個人的には、これはあまり好きではありません。
Toy Camera
ビンテージエフェクトが多数入ったアプリです。
機能に煩わされずに撮影を楽しむことを意図して作られているので、撮影後の変換は自動で行われます。
それで、右の作例はセピアにされてしまいました。
すでに撮影済みの写真を取り込んでエフェクトを掛けることもできないので、その場その場で1つ1つ撮っていくスタイルになります。
フィルターの質はとてもいいので、この撮影方法で撮り進めることができるならとても良いアプリです。
フィルターは、適用するものと拒否するものを選択でき、決めたら以降は設定が保たれますので、好みの組み合わせで使うことができると思います。
セピアと白黒の設定を全部切っておけば、すべてカラーの画像になります。
Old Camera
これは上記、ToyCameraの作者が制作したモノクロに特化した同種のアプリです。
モノクロと一口に言っても、いろいろあります。
どのような画を得たいのかによって、これも設定可能になっています。
その後は、自動に任せて自由に撮っていきます。
2枚の作例は、設定を変えず、デフォルトのまま使用しました。
どちらも暗くなってからですが、象棋に興じる人々を照らす柔らかい街灯の光と、商品を鮮明に強調するディスプレイの鋭い光とは写り方が違います。
コントラストと美しい階調表現のバランスの取れた芸術的な画を得ることができます。



Vintシリーズは、調整とか設定はすべて自動です。
ただ撮影して結果を保存するだけです。
フィルターはかなり練り上げられていますので、お任せでも全く不満は感じません。
芸術的な作画を楽しむことが出来ます。
ProCamera
このアプリは、水平を取る機能(右のサンプル参照)、ズーム機能、セルフタイマーが付いています。
これらの機能が必要なければ、要らないアプリです。
アイコンを見ますとビデオも操作できるように見受けられますが、これは3GSのみ使えるようです。
3Gでは使えませんでした。
カメラロールへアクセスするボタンがないので注意が必要です。
iPhoneを振るとセンサーが作動し、カメラロールへ移動出来るようになっています。
こういう部分は長く使っていると便利さが感じられる部分かも知れませんが、350円払わないと使用できないアプリなので、投資するだけの利便性をもたらすかは未知数です。
Camerakit
ロモに代表するトイカメラの路線とは一線を画し、もっと普通の?アナログ感を目指したのがこのアプリだと思います。
iPhoneのカメラはそのままでもデジタル臭がないので、そのままでもいいのでしょうけれど、非常にシンプルなので、そこにもう少し機能を足したい場合に使えるのがこれです。
それでもクラシックというモードがあり、そこへさらに3段階あるソフトフィルターの2段目を掛けたのが、右のサンプル写真です。
ぼやけて、わかりにくい写真になってしまいましたが、使い方によっては、例えば人物とか、ソフトフィルターを活かせると思います。
他には、色合いの変更や露出の調整なども可能です。
変に奇をてらったところがなく、基本的機能を揃えているので、ディフォルトのカメラにプラスするには、ちょうどいいかもしれません。
CameraPlus
上記、CameraKitと別の意味でディフォルトカメラに追加的な機能を提供するのがこのアプリです。
ズームするスライダーが付いています。
後は、画像を明るくするフラッシュ機能(実際にフラッシュはしません)がついている程度の簡単なアプリです。
画像を加工するようなアプリではないので、サンプル画はありません。
無料でこのアプリがあるなら、ProCameraは要らないと思います。
Night Camera
CameraKitとCameraPlusを合わせて割ったようなアプリです。
それゆえ、個人的にどれが合うかを選ぶ材料になると思います。
どちらかというと両方の機能に、エフェクトを簡略化したような感じになると思います。
アプリのページに飛んで詳細を吟味してみて下さい。
TiltShift Generator
これは、本物を撮影した写真をあたかもミニチュアを撮影したかのように加工するアプリです。
とりあえず、右の写真のように制作してみましたが、これではミニチュアに見えません。
撮影する対象をもっと考える必要がありそうです。
ミニチュア写真のコツについては、説明書きがあるので、それで勉強できるようになっています。
まず、ピントの位置を決めるのがコツのようです。
指で操作して変えることが出来ますが、右の作例では、右側のビール瓶に焦点が合っています。
左は、全く弄っていません。
どうも夜撮影するのは、だめみたいですね。
昼間の方が良かったようです。
よくよく考えると本稿は、二胡に役立つアプリということだったので、これをどう使うかも考えないといけません。
演奏会などのホールの全体を撮影して、普通に焼くとおもしろくない写真になります。
こういう画を、ミニチュア化すると意外といいかもしれません。



フラッシュ専門に特化したアプリです。
暗い画像を綺麗に明るくする機能に拘っています。
ホールでの撮影に使えそうです。

