二胡絹弦の販売 - 弦堂

ほとんど心配ありません。
たこ糸や畳糸のようなものと想像していただいていいかと思います。
三味線のように固いバチで弾き続けると切れることもありますが、元々こういう使用も考えて作られていますので、二胡で使用する分には簡単に切れることはありません。
しかし、折り目を付けてしまうと弱くなります。
一方、古い弦の方が良いという人もいます。
こういう人は、切れるまで使う傾向があります。
人によって弓の圧力が違いますから、一概にいえませんが、
何回運弓すれば切れるか、「二胡苦悶之謳」ブログの達人氏に計測いただきました。
12万回だそうです。
最後の日は、虫眼鏡で見ると、弓の擦れるところが細かったということです。
弾く曲にもよるかもしれません。
外弦ばかりですと、もっと寿命は短いと思います。
一応、寿命は公式?には、10万回ということでいいかと思います。
二泉弦は、太いのでさらに長寿命です。
達人氏には、この場を借りて感謝いたします。
しかし、上記の分析とはいささか異なる事情としては、絹弦が切れる場合、ほぼ9割方は切れる場所が決まっています。
それは、控制綿の真下の宙に浮いた部分です。
どこにも接触していない部分です。
折ったりも、していません。
なぜここが切れやすいかは、いろいろ調べましたがわかりません。
絹弦は、かなり長めに入っていますので、これを繰り出して使えば、そうとう長期に亘ってお使いいただけることになります。
なかなか切れず、摩耗の方が心配になってくれば、切ってずらせばいいことになります。
しかし、普通、摩耗するぐらい擦るには、何ヶ月もかかると思います。
音程の安定には、1日ぐらいかかります。
安定しない間は、弦が伸びてゆき、音程が少しずつ下がりますが、だんだん安定してゆきます。
このような使い方で丁寧に扱うと、一般的なスチール弦よりはるかに長持ちします。
弦は、新しいところに弓が当たるので、最初は、松脂の消耗が大きいですが、やがて染み込みなじんできます。