ご質問(二胡に関わるその他)14

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二胡を録音するのに、どんなマイクを使ったらいいですか?


外国のテレビ局が胡同を取材 中国中央電視台(中央テレビ)に音楽専用チャンネルがありますので、そこで使われているマイクを観察してみました。
ほとんど、ドイツ・オーストリアのマイクです。
ノイマン、ゼンハイザー、AKGなどです。
目に付くところに日本製がないのは、国民感情を考えてのことかもしれませんが、特に否定されているわけではありません。(中国人は日本製が大好きです。日本の国会中継を見ますと、ここでもゼンハイザーを使っていますが、これは国内の特定のメーカーに限定して使えないからかもしれません。)
しかし、これらのメーカーのマイクを使っているというのはヒントになるのかもしれません。

基本的にスピーカーとマイクは演奏される国の音楽と同じ国籍のものが良いとされていますので、中国民族音楽は中国製のマイクが最良の選択ということになります。
中国ブランドのマイクというのはあまり聞きません。
しかし、今のドイツブランドのマイクの多くはすでに中国製ですので(頭が混乱してきそうですが)やっぱりドイツのマイクがいいということになるかもしれません。
趣旨がちょっと違うのですが・・・。

日本製もメイド・イン・チャイナではないでしょうか?
わかりません。たぶんそうでしょう、最近は。
しかし、近年のマイクの個性は国籍不明の方向になりつつありますので(コンピュータで設計、計算するから、という意見がある)産地の議論は無意味かもしれません。

日本の伝統音楽の録音は、NHKとソニーがかつて共同開発した傑作マイクがあり、これはいまだに生産されているらしいです。
C38というもので、よく昔の漫才に使っていたものです。
やはり日本の音は、このマイクが最高だとよく言われます。
それで、欧州よりも日本の方が文化が近い中国民族音楽は、これが合うかもしれません。
20万ぐらいのものですが、某オークションなどでの相場は2万円ぐらいからです。

ダイナミックマイクもコンデンサーマイクにはない、力強い音が採れる特徴がありますので良い選択です。
安価で故障しにくい特徴があります。
二胡の音には、古いマイクの方が雰囲気よく採れます。
現代のマイクでも、高級品とカラオケ用などの安価なものなどグレードがありますが、半世紀以上前でも品質のランクなどはありましたから、そのあたりの良い物を手に入れられるなら雰囲気よく採ることができます。
しかし、性能やスペック、科学的なものに価値を見いだす方は、現代のマイクの方がいいと思います。

リボンマイクというものもあります。
これは、人の声を採るには最高のマイクですが、故障しやすく扱いが面倒なデメリットがあり、姿を消してゆきました。
しかし、音の質に拘る最近の映画監督などが、積極的にリボンマイクで集音するようになり、復権する流れになっています。
長期の生産停止を経て、現在では多数のマイクが中国で作られるようになっています。
おそらく、二胡の録音もこれが最高だと思われます。
昔のマイクの音は、何とも言えない品が漂いますが、状態の良いものを見つけるのは難しいものがあります。

録音技術については、自家録音(宅録と言う)用の本など情報が豊富ですので、今は機材の進歩などと相まってプロのようなサウンドを容易に得られるようになってきましたので、ぜひ挑戦してみて下さい。