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二胡の演奏法
中国と日本の動画サイトが相互にアクセスできないようなので中国からのアップが難しい(アクセスの方法はあるのですがアップとなると難しい)ので、撮り貯めた動画を帰国時にまとめてアップします。すべてのアップが終えましたらこの表示が消えます。ご迷惑をお掛けします。
現在は「良宵」「漢宮秋月」「月夜」が完成しています。
追伸:全体の一貫性を保つため、1から順番に短期間のうちに全部収録するマラソン的計画を立てています。このコーナー、人気がないようなので急いではやりませんが、必要性が僅かでもあるなら中止はすべきでないと考えています。ある日、いきなり大量アップされますが、そういう事情で一気に完成すると思います。現在、ウィグル音楽を学習する目的でウルムチへの1ヶ月滞在を密かに狙っており根回し中ですが、これ以後に北京に帰ってからやると思います。
このページにお越しになられた皆さんは、ほとんどの方が二胡の老師か生徒さんだと思います。しかし田舎の方に住んでおられる方は近くに教室がないので独学で二胡を勉強するしかありません。そんな方のためにビデオ動画で二胡の奏法を解説するのは、二胡が非常に難しい楽器であることを考えると十分ではないかもしれませんが、少しは助けになるかもしれません。弦堂の店主が北京の自宅で収録した映像を皆さんにご覧いただきます。
写真は私の老師が楽譜に演奏記号を加えているところです。
専門用語:翻訳せず中国語で行います。西洋音楽は共通表記がイタリア語ですが、それと同じように中国語とした方が世界的に通用して便利が良いと思うからです。中国へ二胡を学びに行く場合でも専門用語さえ知っていれば老師の注意点がすぐにわかるということもあります。「絶対に中国には行かない」と言われる方もいますが、人生は計画通りにはいかないものです。動画内で使われているものをリストしておきますので動画を見る前にクリックして別ウィンドウで表示させて下さい。
以下に二胡奏法学習の道程標を示します。一般に二胡をレッスンする場合は技術でランクされますが、ここではその基準は無視されています。技術レベルが初級の方は少々厳しいです。しかしできれば初級の方にこそ取り組んでいただけたらと願っています。なぜなら練習曲をやるよりもこちらの方が上達が早いからです。技術ではなく芸術の学習であるという感覚で始めて下さい。それゆえ以下の曲を"人前で演奏する"のを目的とするのではなく学習素材として扱って下さい。拉けなければしょうがないけれど、どのように演奏するかがわかったので良い、という認識です。そして飛ばして次に進んで下さい。全体を終了したらまた始めに戻ってやり直して下さい。意外と前よりも自由に拉けるようになっているものです。これを何度か繰り返さないといけないかもしれませんが進歩は早いので驚かれると思います。道程標は大雑把なものなので、間に他の曲を入れることもできますし、気分転換に練習曲をやっても構いません。道程標では、外すことのできない重要曲のみをここで扱います。
寄語:中国民族音楽の研究において劉明源(物故),王国潼,王曙亮、各先生他の功績は非常に大きなものがあります。彼らの作品、資料から得られた情報はここに反映されております。劉明源の多くの作曲、初演に関わった沈立良先生(上の写真)の記憶には、いささか不明瞭な過去の遺産に対する理解を深める点で大きなものがありました。ここに感謝いたします。
- 二胡奏法の基礎
- 二胡の古曲と黎明期 ~ 周少梅・孙文明
- 独奏楽器として確立された二胡 ~ 劉天華・阿炳
- 二胡発祥の地は二胡芸術のゆりかご ~ 江南丝竹
- 古代演劇は長江を遡り花火のように散って残光を留める ~ 崑劇と傍流の地方劇
- 小型に改良された二胡は広州・香港へ ~ 広東音楽
- 二胡芸術は北方の文化と中国の中心で融合する ~ 河南音楽
- シルクロードより渡来した芸術は双子を生み出す ~ 秦腔・眉戸
- 豪商たちの華やかさは過去のものとなっても音楽は生き続ける ~ 山西音楽
- 草原の楽士たちの調べは万里の長城をも超える ~ 蒙古音楽
- 満漢の衝突から煌めき出るのは都の響き ~ 京劇と北京周辺の音楽・満州音楽
- 遠くウィグルへ。もう1つの弦楽器の聖地イタリア ~ アラブ・欧州音楽

